正解は……

 

A

◎ (A)「申し訳ありません。私のミスです。確認が足りませんでした」
× (B)「なるほど、状況は把握いたしました。早急に対処します」
△ (C)「ありゃ、すみません。どこで入れ替わったのかなあ……」

解説

 実際は人のせいにするパターンも、それなりにありそうです。ミスをしたときに大切なのは、いかに潔く真摯に謝るか。自分の責任を少しでも軽くするための小細工をしたくなりますが、その気配は確実に相手に伝わり、取り返しのつかない大きな失点となります。

 ここは、Aのようにストレートな謝罪の言葉を伝えるのがベスト。あれこれ言い換えたい気持ちを振り切って、時にはあえて言い換えないことも、大切で効果的な言い換え力です。

 微妙に責任逃れをしているCでも、相手は許してくれるでしょう。ただ、「正直で誠実な人」という印象を与えるチャンスをフイにしています。Bは「謝ったら負け」という姿勢が感じられる残念な対応。人生は、ほとんどの場面において「謝るが勝ち」です。

「謝ったら負け!」と思ってる人が知らない人生の真実