セブン―イレブンの親会社セブン&アイ・ホールディングスを巡る争奪戦が始まった。カナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールによる買収提案に対抗するため、創業家が日本の投資家とともにセブン&アイ買収に名乗りを上げた。実現すれば過去最大規模の案件になるとみられるが、リスクも高い。どのような結果になるかは、双方が資金をどれだけ調達できるかだけでなく、投資家からどれだけ信認を得ているかにもかかっている。 link icon=none linkend=https://www.wsj.com/market-data/quotes/JP/XTKS/3382 type=EXTERNALセブンアイ/linkの創業家が既存投資家やlink icon=none linkend=https://www.wsj.com/market-data/quotes/JP/XTKS/8001 type=EXTERNAL伊藤忠商事/linkとともに同社買収を検討していると12日遅くに伝わった。ブルームバーグによると、買収額は約9兆円に上る可能性がある。このうち3分の1を投資家グループが現金と株式で出資し、3分の2を日本の3大銀行からの融資で賄う方向で協議しているという。
セブンイレブン争奪戦、資金調達以外の問題は
日本勢、LBOで国の「逸品」死守へ 実現すれば過去最大規模
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