イスラエル政府は26日、レバノンの親イラン組織ヒズボラとの停戦案を承認した。1年余りに及ぶ戦闘に終止符を打つ意向を示した。ベンヤミン・ネタニヤフ首相は停戦案を支持したうえで、イスラエルがイランの脅威に注力することや、イスラエル軍に休息および再装備の機会がもたらされると述べた。またハマスを孤立させることにつながるとも付け加えている。レバノン政府当局者らは、停戦合意が27日に発効するだろうと述べた。ネタニヤフ氏はテレビ演説で、「停戦の継続はレバノンでの状況次第だ。われわれは合意を履行し、あらゆる違反に対して強力に対応する」と述べた。イスラエル政府は前日にはベイルートに激しい爆撃を加えた他、地上部隊もレバノン領内深くにまで進軍している。