年末が近づき、慌ただしさが増すこの季節。大掃除や年越しの準備、新年の計画など、気ぜわしい日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。そんな時期だからこそ、「本当に必要なもの」を見極め、暮らしの余白をつくる時間をとりたいものです。本記事では、ミニマリスト主婦の筆子氏の新刊『それって、必要?』(三笠書房)より、大掃除をシンプルに進めるための「捨てるスキル」や、必要以上に物を増やさないための「買わない挑戦」など、新年をすっきり過ごすためのアイデアをお届けします。
ちょっとしたゲーム感覚で捨てることを楽しめる
捨てていい物とだめな物の選択に迷ってしまうというお悩みメールをよくいただきます。明らかな不用品を処分したあと、何を捨てたらいいのか、わからなくなってしまうようです。
選択できる人になる方法は、やはり、選びながら捨てることに尽きます。捨てることはスキルですから、実際にやらないとうまくなりません。
このスキルを磨くために、ちょっとしたゲーム感覚で捨てることを楽しめる、サムシング・フォーで捨てる方法を紹介します。
サムシング・フォーとは、something four「何か4つ」ということです。文字どおり4つ捨てます。
この捨て方は、花嫁のサムシング・フォーの片づけ版、私のオリジナルのアイデアです。というほどすごいものでもありませんが、まずはもとのサムシング・フォーについて説明しましょう。