【大掃除】捨てていいものとダメなものを迷わず見極める4つのポイント捨てていい物とだめな物の選択に迷ってしまう人は多い。捨てることはスキルなので、実際にやらないとうまくならない(写真はイメージです) Photo:PIXTA

年末が近づき、慌ただしさが増すこの季節。大掃除や年越しの準備、新年の計画など、気ぜわしい日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。そんな時期だからこそ、「本当に必要なもの」を見極め、暮らしの余白をつくる時間をとりたいものです。本記事では、ミニマリスト主婦の筆子氏の新刊『それって、必要?』(三笠書房)より、大掃除をシンプルに進めるための「捨てるスキル」や、必要以上に物を増やさないための「買わない挑戦」など、新年をすっきり過ごすためのアイデアをお届けします。

ちょっとしたゲーム感覚で捨てることを楽しめる

 捨てていい物とだめな物の選択に迷ってしまうというお悩みメールをよくいただきます。明らかな不用品を処分したあと、何を捨てたらいいのか、わからなくなってしまうようです。

 選択できる人になる方法は、やはり、選びながら捨てることに尽きます。捨てることはスキルですから、実際にやらないとうまくなりません。

 このスキルを磨くために、ちょっとしたゲーム感覚で捨てることを楽しめる、サムシング・フォーで捨てる方法を紹介します。

 サムシング・フォーとは、something four「何か4つ」ということです。文字どおり4つ捨てます。

 この捨て方は、花嫁のサムシング・フォーの片づけ版、私のオリジナルのアイデアです。というほどすごいものでもありませんが、まずはもとのサムシング・フォーについて説明しましょう。