気持ちがどん底まで沈んだときに響く
劇作家・詩人のシェイクスピアの言葉
最後に贈りたいのは、シェイクスピアのこの言葉。渦中にあるときは「自分だけが苦しい思いをしている」と思いがちですが、仕事でミスをして落ち込むというのは、言ってみれば誰もが経験することです。立ち直るためのヒントを授かりましょう。
【他人もまた同じ悲しみに悩んでいると思えば、心の傷は癒されなくても気持ちは楽になる】
By ウィリアム・シェイクスピア(イギリスの劇作家・詩人/1564~1616年)
多くの戯曲や詩を後世に残した。今も広く愛読され、世界各地で上演されている。おもな作品に「ハムレット」「マクベス」「オセロ」「リア王」の四大悲劇、「真夏の夜の夢」「ベニスの商人」など。
生きている限り、悲しいことやつらいことと無縁ではいられません。仕事で大失敗した、身内や友だちが亡くなった、愛する人と別れた、努力が報われなかった……。気持ちがどん底まで沈んでいるときは、今の悲しみが永遠に続く気がしてしまうでしょう。そして「どうして自分だけ」と思ったりもします。
「時間」という特効薬が効いてくるのをじっと待つ、おいしいものを食べたり楽しいことをしたりして気を紛らわせるなど、私たちはさまざまな方法で悲しみを追っ払おうとします。シェイクスピアが提唱するこの方法も、きっと大きな効果があるはず。
「同じ悲しみ」を抱えているのは、自分だけではありません。世の中にはたくさんの“仲間”がいます。だからといってすぐに悲しみが消え去るわけではありませんが、「ひとりじゃない」と思うことで、勝手に心強さを感じてしまいましょう。
●結論
「自分だけではない」と思うことで苦難に立ち向かう勇気を得られる
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「名言」は、あなたの人生に寄り添ってくれる頼もしいパートナー。さまざまなジャンルの偉人が発したり、世界各地で語り継がれてきたりした珠玉の名言には、どれも並々ならぬパワーがあります。意味をじっくり噛みしめ、今の自分にどう生かせるかを考えてみることで、名言はさらに強烈な輝きを放ってくれるでしょう。