ホテル以外の宿泊先も候補に入れる
旅行の費用で大きなウエイトを占めるものが宿泊費です。
交通の便が良い立地で、清潔感があり、値段もそこそこ手頃なホテルを見つけられればいいですが、そのような条件を満たす人気のホテルは早々と埋まっていき、宿泊日が近づくとさらに値段が上がります。
そこで検討したいのがホテル以外の宿泊場所です。コンドミニアムや貸別荘など、場合によっては1人当たりの宿泊費がホテルで宿泊するよりも安くなることもあり、ほとんどの場合キッチンが付いているので自炊をすることにより食費も浮かせることができます。コンドミニアムでは共同のプールやジムが利用できたり、貸別荘の場合はプライベートプール付きのものもあるなど、予算や宿泊する人数、日数などを考慮して好みの物件を見つけましょう。
airbnbでは世界中の貸別荘やコンドミニアムの情報が掲載されていますが、基本的にオーナーとのやり取りは全て英語または現地語となり、レセプションは無いため、ホテルのようにトラブルが起きた場合もオーナーへの報告など自身で行わなければなりません。また、予約時にデポジットを支払う必要があるなど、ホテルとは勝手が異なるので利用する際にはその物件でのチェックインからアウトまでの流れをしっかり把握し、口コミを確認するなど下準備を徹底する必要があります。
アプリを活用する
まだスマートフォンやタブレットが一般化されていないころの旅行では、旅先で地図を広げ、人気のレストランには電話をかける必要があり、タクシーや市場での値段交渉は身振り手振りで行っていました。
しかしスマートフォンやタブレットが普及した現在の旅行では色々なことが様変わりしています。便利なのはもちろん、アプリによってはお得にサービスを利用したり、時短になったりするので、旅行の際は便利なアプリをダウンロードしていきましょう。筆者がおすすめするアプリをいくつか紹介します。
配車アプリ
空港を降りて入国ゲートを出ると、多くの国で現地のタクシードライバーからの熱烈歓迎を受けます。国によっては日本のタクシーのようにメーターが設置されていないため、目的地までの料金交渉をしなければいけません。
初めての土地で、提示された料金が適正価格なのかどうかも分からないまま乗車すると、あとで相場を知ったときにガッカリしてしまいますし、長旅で疲れているなか英語や現地の言葉で料金交渉するのも一苦労です。
そんな時に便利なのが配車アプリです。
行き先の指定や決済は事前にアプリ上で行えるため、手配した車に乗ってしまえばドライバーとコミュニケーションをとることなく目的地まで運んでもらえます。(もちろん、コミュニケーションをとりたい方は積極的にしゃべってみましょう)
空港から市街地以外にも滞在先から観光地までの移動などにも便利で、わざと遠回りして余計にお金を請求される心配もありません。アプリによっては日本語操作で配車を完結できるのも嬉しいポイントです。
URL:https://www.uber.com/jp/ja/download/
Grab(東南アジア)
URL:https://www.grab.com/global/ja/rides/
FREE NOW(ヨーロッパ)
URL:https://www.free-now.com/uk/welcome-passenger/
地図アプリ
普段の生活でも日常的に使用している人が多い地図アプリですが、旅行の際は町歩きや観光地までの経路検索はもちろん、施設やお店の口コミを見ることができてとても便利です。初めて訪れる場所では施設の入り口がどの辺にあるのか分かりにくい場合もありますが、予め地図アプリで周辺の道路の状況などを確認しておけば当日もスムーズに訪れることができます。
日本人に人気の渡航先、韓国ではGoogleマップに比べてNAVERMapやKakaoMapが一般的です。NAVERMapは日本語にも対応しているので、韓国旅行の際にはダウンロードしておくと便利です。