ドナルド・トランプ次期米大統領は、人気のある政策を導入したくてうずうずしている。彼が最近、米国の時刻管理に興味を示したのも、そのためかもしれない。時刻設定を年に2回変える制度の廃止は、一部の人々に歓迎されるだろう。彼の邸宅があるフロリダ州は陽光降り注ぐ土地柄のため、特にそうだ。しかし議員たちは、冬場に暗い時間を過ごすことになる人々に配慮して判断をためらうだろう。トランプ氏は先週、自身が創設したソーシャルメディアの「トゥルース・ソーシャル」への投稿の中で、この問題に関する議論に踏み込んだ。彼は「夏時間の廃止に向けて共和党は、最善を尽くすだろう。夏時間には少数ながら強力な支持者がいるが、それは良くない! 夏時間は不便であり、米国にとってコストが極めて大きい」と指摘した。
【社説】トランプ氏、夏時間廃止に挑む
逆に通年サマータイムに統一なら冬の早朝は真っ暗で反発も
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