流木の棒でホームラン!? 驚愕の企画発想法「慣用句派生」の実力

【YouTube総再生回数60億突破】知る人ぞ知る凄腕クリエイターが初めて明かす「圧倒的な企画力」のすべて。企画・マーケティング・クリエイター・営業職 必読のトップYouTube作家＆マーケッター、初の著書『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』（ダイヤモンド社）は、企画に悩む、すべての人に向けてノウハウを初公開している。クリエイティブな仕事の全体像を俯瞰しつつ「見えない条件文」「企画発想技12選」「構成は木」「データとの向き合い方」など、わかりやすく解説。とっつきやすい「お題」も出題され、実演しながら学べる構成にもなっており、学びになるコンテンツが満載だ。現在、約30チャンネルへ企画提供をしており、有名企業のコンサルティングやアドバイザーなどを行っている著者が、そのノウハウを「PDCA（計画・実行・評価・改善）式にわかりやすく解説した本書から、一部を抜粋・編集したものをお送りする。

僕たちが普段使っている「企画発想技12」

「見えない条件」で方向性を打ち出したら、本題である「企画」を考えていく。

言語化した4つの「見えない条件」から出てきた方向性とともに、僕たちが普段使っている「企画発想技12」を紹介する。

「企画発想技12」について

「企画発想技12」は、あくまで僕たち独自のものであり、仰々しい技名も自分たちが記憶しやすいよう記号的につけている。

この発想技をさまざまなコンテンツに当てはめ、ストックしていくことが企画力につながると考えている。それでは1つひとつについて説明していこう。

9．慣用句派生～イディオムイノベイト

ことわざや慣用句から着想を得る。人類が築きあげた「あるある」が詰まっているので、企画としてもわかりやすい。

9．慣用句派生～イディオムイノベイトの【企画例】

【検証】プロ野球選手だったらどんな素材の「棒」でもホームランを打てるの？

さまざまな棒を用意して、実際にボールを打ってみたらどうなるのかを検証する企画。金属バットをベースに、角材・バール・流木なども。

野球選手の身体能力もブランディングすることが可能な企画。

企画の方向性：▼技術　▼身体能力

発想のプロセス：日常でよく使う慣用句・ことわざを調べて見つけた「弘法筆を選ばず」ということわざから連想。

※本稿は、『YouTube作家がこっそり教える 「ウケる企画」のつくり方』（ダイヤモンド社）より一部を抜粋・編集したものです。