肩書は申し分なく、給料もまずまず。職場もきちんとしているようだ。インターネットで求人情報を見ている時にこんな感想を持つ人は多い。一方で、この仕事は本物かという疑問も湧いてくる。オンライン上にいつまでも掲載されているが、決して埋まらないように見える求人にまつわるエピソードを持つ求職者は多い。企業が広告を出しても、人を雇うつもりがない仕事、いわゆる「ゴーストジョブ」は、オンラインで募集されている仕事の5件に1件を占める可能性がある。これは採用プラットフォーム「グリーンハウス」が内部データを分析した結果だ。同社はこの1年の顧客の求人広告と採用行動を調査した。ゴーストジョブの求人が多く掲載される中、同社とビジネス向けソーシャルメディアのリンクトインは最近、労働者により良い情報を提供するため、求人に「確認済み」のラベルを付け始めた。
偽の求人広告、深刻な問題に
新たな分析によると、求人の5件に1件は偽物かいつまでも埋まらない
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