ドナルド・トランプ米大統領は1日、ベネズエラ政府が数万人の移民を受け入れると発表した。これにより、同氏の掲げる大規模な強制送還計画は大きな障害が取り除かれた。トランプ政権のリチャード・グレネル大統領特使が1月31日にベネズエラの首都カラカスを訪問し、ニコラス・マドゥロ大統領と交渉した結果、今回の合意に至った。米当局者による同国訪問は異例。グレネル氏は同日夜、ベネズエラの施設に拘束されていた6人の米国人を連れて米国に帰還した。トランプ氏は自身のソーシャルメディアプラットフォーム、トゥルース・ソーシャルへの投稿で、「ベネズエラの人質が帰国できてとても良かった。そして非常に重要なのは、ベネズエラが、米国に不法滞在していた全てのベネズエラ人の受け入れに同意したことだ」と述べた。
トランプ氏「ベネズエラ、強制送還移民の受け入れ合意」
暴力的なギャングのメンバーも対象に
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