米実業家イーロン・マスク氏が率いる政府効率化省(DOGE)のマルコ・エレズ氏(25)が、人種差別や優生学を主張するソーシャルメディアアカウントとつながりがあったことが分かった。アカウントはすでに削除されている。エレズ氏は財務省の支払いシステムへのアクセスを求め、連邦判事が6日にこれを承認したばかりだった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)がアカウントとの関連についてホワイトハウスに問い合わせたところ、エレズ氏は同日付で辞任していた。エレズ氏は財務省に派遣され、効率化に向けた措置を実施していた。同氏が関連するアカウントはドナルド・トランプ大統領が就任するまでの数週間に、公民権法の廃止を主張し、「優生学的移民政策」を支持していた。