米消費者金融保護局(CFPB)のラッセル・ボート局長代行は職員に対し、全ての監督業務を停止するよう指示した。行政管理予算局(OMB)局長で、7日にCFPB局長代行に就任したボート氏は8日、職員への通知で「全ての監督・検査業務を停止するよう」求めた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が電子メールを確認した。ボート氏はまた、Xへの投稿で「CFPBは次回の資金引き出しを行わないことをFRB(米連邦準備制度理事会)に通知した」と述べた。CFPBはFRBから資金を得ている。CFPB局長代行に就任したばかりのボート氏のこうした行動から、同局が無力化される可能性がある。それは共和党の長年の目標であり、最近ではドナルド・トランプ米大統領とイーロン・マスク氏が標的としていたことだった。
米消費者金融保護局を無力化、ボート氏が業務停止命令
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