米首都ワシントンに拠点を置き、共和党と深いつながりを持つロビイストのジャスティン・ピーターソン氏は、石油大手エクソンモービルなど有力な顧客企業のために闘うことには慣れている。だが連邦検察当局は、民間のイスラエル人探偵と行った2015年11月の朝食会以降、同氏が数年にわたり続けた行動については一線を越えたとしている。ピーターソン氏はこの朝食会後、探偵に電子メールで連絡し、「悪者に関する調査を実行に移す」よう求めた。検察によると、これは、エクソンモービルと利害が対立する相手の電子メールをハッキングするなど、極めて具体的な行為につながった。
世界的ハッキング問題、共和党系ロビイストが渦中に
環境保護活動家など反エクソンモービル派を標的にした「キツネ狩り作戦」に関与か
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