ドナルド・トランプ米大統領は、米国の新たな「黄金時代」を約束して昨年秋の大統領選に勝利した。米国民は自信を取り戻し、株価は大きく上昇した。今週、その約束された黄金時代の負の側面が明らかになった。4日にトランプ氏は議会で「米国の勢いが戻ってきた」と誇らしげに語ったが、その同じ日にメキシコとカナダからの輸入品に対する大幅な追加関税を発効させ、1930年代以降で最も激しい貿易戦争になるかもしれない状況を引き起こした。
トランプ氏の「黄金時代」 猛烈な貿易戦争で幕開け
関税が交渉戦術から新常態に変われば北米全体で経済・外交的損失が拡大する
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