米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は18日、世界は高度な人工知能(AI)に向け、1年前に必要と考えられていた量の100倍のコンピューティングパワーが必要になるだろうと述べた。AIブームに関する投資家らの懸念を和らげることが狙いとみられる。満員のホッケー用アリーナで開催された「AIのスーパーボウル」と呼ばれるイベントに参加したフアン氏は、推論モデルやAIエージェントの構築には、はるかに大きな計算能力が必要になると言及。「この1年間、ほぼ世界中がこの点で間違っていた」と付け加えた。エヌビディア株は1月にディープシークがリリースされて以降、変動が激しくなっている。中国のAI新興企業ディープシークは同モデルについて、より少ないエヌビディア製チップで機能する高度なAIモデルだと主張。これにより一部の投資家は、今後のAIシステムがトレーニングや日常業務を行う際、より少ない数のチップが必要になる可能性に懸念を示していた。