トランプ米政権は18日、ジョン・F・ケネディ元大統領の暗殺に関連し、これまでは機密扱いか検閲されていた文書を公開した。1963年の暗殺事件は政府不信の象徴となっているが、記録公開により数十年来の疑問に対する答えが得られる可能性もある。トランプ氏は昨年の選挙運動中、当選すればこれらの文書を公開すると述べていた。また17日には残りの8万ページの大半を全面的に公開すると発言。ジョン・F・ケネディー・センターを訪れた際、「読むものがたくさんあるぞ」と記者団に伝えていた。事情に詳しい関係者によれば、司法省国家安全保障部門の弁護士らは数百ページの文書をそれぞれ審査するよう指示され、17日の夜遅くまで公開準備のため作業を行っていた。