引退した事業主のキャサリン・バード氏は米連邦政府は肥大化していると考えており、こうした政府職員の削減を推進するドナルド・トランプ大統領の取り組みを大いに歓迎している。何万人もの人々が職を失うことについては全く心配していない。米ジョージア州に住むバード氏は「彼らのことを少しも気の毒に思わない。私はずっと民間部門で働いてきた」と話した。解雇された経験は自身にもあるという。「そういう時はどうするか? 外に出て別の仕事を見つける。見つけられる仕事はたくさんある」政府効率化省(DOGE)主導による連邦政府職員の大規模な削減とそれに伴う混乱を巡り反発が起きているものの、米国人の中には同情を感じていない人々もいる。多くはあらゆるレベルの政府職員に対して否定的な見方をしており、それは政治的な要因であったり、確定申告を行う際の個人的経験や、郵便局や車両管理局(DMV)での長い待ち時間に関連していたりする。