米ニュージャージー州に住む高校3年の女生徒(17)は、英語や数学、歴史の授業で昨年自分が不正行為を繰り返したことを世間に知られたくないと思っている。だが彼女がウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、親の許可を得て明かしたその経験は、生成AI(人工知能)が米国の教育制度にいかに深く根づいているかを示している。そのおかげで今の世代の中高生・大学生は、世界の知識にアクセスできるソフトウエアに学校の宿題を任せられるようになっている。