米メタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は15日、連邦裁判所で証言し、同社が独占的な立場を利用する違法な企業であるとの指摘に反論した。また10年以上前にインスタグラムを買収した際も、ビジネス上の正当な理由があったと述べた。米連邦取引委員会(FTC)の弁護人はインスタグラム買収が反競争的であり、消費者に悪影響を及ぼしたと主張したが、ザッカーバーグ氏はこれに反論。「当社はインスタグラムが単独の場合よりもはるかに早く成長できるよう、支援することができた」とした。ザッカーバーグ氏はFTCによる民事訴訟の裁判2日目で証言。訴訟ではメタがフェイスブック時代の2012年、独占的な地位を違法に確保するためにインスタグラムを買収したかが主に問われており、証言の内容は極めて重要となる。
ザッカーバーグ氏、「メタがSNS市場独占」に反論
連邦裁出廷の2日目、メタCEOはインスタグラム買収が消費者の利益になったと発言
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