米メディア・娯楽大手パラマウント・グローバルとドナルド・トランプ大統領は4月30日、調停協議を開始した。トランプ氏は同社に巨額の損害賠償と謝罪を求めている。トランプ氏は、パラマウント傘下のCBSニュースが報道番組「60ミニッツ」で放送したカマラ・ハリス前副大統領のインタビューを巡り同社を提訴。4月30日には自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」への投稿でパラマウントを非難した。調停協議の開始時点で双方がどのような提案を行う予定かは不明。事情に詳しい複数の関係者によると、パラマウント幹部はここ数週間、1500万~2000万ドル(約21億5000万~28億6000万円)前後の和解金を支払うことを検討していた。金額の範囲は、娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーやハイテク企業がトランプ氏との訴訟を解決するために合意した和解金の金額と一致する。
パラマウント、トランプ氏との訴訟で和解金最大2000万ドル検討か
有料会員限定
あなたにおすすめ