米金融大手シティグループは、1期目のトランプ政権で米通商代表部(USTR)代表を務めたロバート・ライトハイザー氏を迎え入れた。現政権が引き起こしている貿易戦争への対処方法について、シティや同行の顧客に助言する役目を担っている。ライトハイザー氏は2017年~21年にUSTR代表を務めた。関税についてはタカ派として知られる。トランプ政権1期目では、通商関係の刷新に向けた取り組みを主導した。事情に詳しい関係者によると、ライトハイザー氏は今年、シティにシニアアドバイザーとして入った。すでに数カ国を訪問し、顧客に対応した。トランプ氏が関税計画を発表してから一時停止する直前に、新たな職務を開始した。
ライトハイザー元USTR代表がシティ入り 関税巡り助言
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