米アップルは、4-6月期(第3四半期)に米国に出荷する製品の過半数がインドとベトナムで生産したものになると明らかにした。関税が同社の利益を圧迫することへの投資家の懸念を和らげるための措置。同社が1日発表した1-3月期決算は売上高が増加した。「iPhone(アイフォーン)」の需要増加や低価格モデル「16e」の発売などが寄与した。同社全体の売上高は5%増の950億ドルで、アナリスト予想を上回った。純利益は約5%増の248億ドル。iPhone売上高は2%増加した。ケバン・パレク最高財務責任者(CFO)はインタビューで、4-6月期に米国で販売されるiPhoneの過半数がインド製になり、「iPad(アイパッド)」や「Apple Watch(アップルウオッチ)」など他の機器の過半数がベトナム製になるとアップルは予想していると述べた。