米著名投資家のビル・アックマン氏は5日、ハーバード大学が免税資格を取り消されるのは妥当だが、実際に資格がはく奪されることはないとの見方を示した。保守派のアックマン氏はCNBCに、「ハーバード大は時間がたつにつれて、一つの政党のための政治支援団体になった」と主張。「大学が政治支援団体に変わった場合、非営利の地位に値しない」と述べた。ただ、免税資格を失うとは考えていないとし、「ハーバードの成功を望んでいる」と述べた。アックマン氏は同大の卒業生。また、ペニー・プリツカー元商務長官をはじめとするハーバード・コーポレーション(理事会)メンバーを批判し、指導部の刷新を呼びかけた。