イスラエル軍が13日に実施したガザ空爆で、イスラム組織ハマスのリーダーを標的にしたことが分かった。18カ月に及ぶガザでの戦闘終結を求める圧力が高まる中、作戦が成功していた場合、イスラエル軍にとって重要な軍事的勝利となる。イスラエル当局者は、空爆の標的となったのがムハンマド・シンワル氏だと明らかにした。同氏は昨年10月に、イスラエルの攻撃によって兄のヤヒヤ・シンワル氏が殺害されたことを受けてハマスの事実上のトップに就いていた。イスラエル軍によると、今回の空爆はハンユニスのヨーロッパ病院近くの地下施設を標的とし、ハマスの指揮統制施設を狙って実施された。ガザ保健省は空爆により6人が死亡、40人以上が負傷したと発表。別の当局者は、空爆でムハンマド氏が死亡したか確認されるまで数日かかる可能性があると述べている。
イスラエル、ガザ空爆でハマスのトップ標的に
有料会員限定
あなたにおすすめ