編集者注:本稿を編集後にAI検出ツールにかけたところ、人間が書いた可能性は99%と判定されたが、編集部は100%人間が執筆したことを保証する。学生は不正をしたと言われたくない。そこで人工知能(AI)を利用して、課題のリポートに人間らしさを持たせようとしている。教師はAIが生成した文章を見つけるためにAI検出ソフトを使っている。学生は自分が書いたものを前もって同じツールにかけて、機械的と言われる部分がないか確かめようとしている。ノースイースタン大学の学生、マイルズ・パルバースさん(21)はリポートを書くのにAIを使うことはないという。しかし提出前には全て、AI検出ツールにかけている。「自分の文章にはとても自信がある」とパルバースさんは言う。「AIが普及する前は何を提出しても受け付けてもらえるという安心感があった。今はAIが生成したものでなくても、その可能性があると言われるかもしれない。腹立たしいが、これが2025年の現実だ」