甘い飲み物や甘いお菓子などをついつい食べてしまう方は、甘い飲み物であれば水やお茶にしたり、甘いお菓子であれば、ナッツやチーズにするなど、「甘くない」食品にチェンジするように心がけていきましょう。

「快楽を求める食べ物」として、同じく糖質を多く含むラーメンなどの炭水化物を食べ過ぎてしまう方も多いと思います。全粒粉パンに変えたり、野菜を一緒に食べたりと血糖値を急上昇させない食べ方を意識していきましょう。

 主食、主菜、副菜を揃えた栄養バランスが良い食事を意識し、旬の食材を取り入れることで満足感や心身を整えることにもつながり、自然と糖質に依存しなくなります。

 アジやカツオ、ホタルイカなどの魚介、きゅうり、トマト、ナス、ピーマンなどの夏野菜も出回るのがこの時期になります。カツオのタタキやアジのマリネ、夏野菜を使ったラタトゥイユなど、毎日の食事に旬の食材をとり入れていきましょう。

コーヒーを飲むと集中力アップ
しかし、飲み過ぎには注意

 コーヒーを一定時間飲まないと倦怠感が出たり、イライラしてしまう人、1日3杯以上飲まないと満足いかない人は、コーヒー依存の可能性があります。コーヒーにはカフェインが多く含まれており、このカフェインは脳内でドーパミンの効果を増やす働きがあります。

 一時的にやる気や集中力が上がったように感じさせますが、この快楽を繰り返し求めるようになり、コーヒー依存に陥ってしまうのです。

 カフェインの取り過ぎは、さまざまな健康被害を引き起こすという研究結果も報告されているので、注意が必要です。

 コーヒー依存の方におすすめの飲み物は、デカフェのコーヒー、抗酸化作用があるルイボスティー、リラックス効果が期待できるカモミールなどのハーブティーです。いずれもカフェインレスです。また、暑い季節には、ミネラルも含んでいる麦茶もおすすめです。

 急にコーヒー断ちをするのではなく、1日に飲むうちの何杯かを変えていき、コーヒーは1日3杯以内にとどめられるように意識していきましょう。コーヒーを飲みたいと思ったら、まずは水を飲んで気持ちを落ち着かせるのも効果的です。