ドナルド・トランプ米大統領がウクライナから手を引く中、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が前進を続けている。ロシア政府はウクライナへの侵攻が4度目の夏を迎える中、国内各地の都市に対する爆撃や地上攻撃を強化。今週には米政府がウクライナに対し、一部の兵器の供与停止を決めたが、ウクライナを支える欧米支援の弱体化を模索するプーチン氏にとって、これも大きな追い風となった。プーチン氏は3日、トランプ氏との電話会談で、戦争終結を求めるトランプ氏の呼びかけには応じる意思がないことを示唆。侵攻開始時と変わらず、ウクライナに対するロシアの支配力を再確立し、欧米のウクライナ支援を止めさせることを目指す姿勢を改めて示した。
プーチン氏、ウクライナに猛攻の構え
米国がウクライナへの武器供与を一部停止する中、ロシアはウクライナ各地の都市に対する爆撃や地上攻撃を強化
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