ドナルド・トランプ米大統領は150カ国余りに一律関税を通告する書簡を送付する計画を示した。関税率は10%か15%にする可能性が高いとしている。ホワイトハウスで16日、バーレーンのサルマン・ビン・ハマド・ハリファ皇太子と会談した際、関税の概要を示す「請求書を、150を優に超える国々に送るだけだ」と記者団に語った。「このグループ(の関税率)は全て同じにする」と話した。さらに「こうした国は大国ではなく、それほどビジネスをしていない」とし、中国や日本とは違うと語った。インドとは貿易合意が非常に近いと言い添えた。その後の新興メディア「リアル・アメリカズ・ボイス」とのインタビューで、関税率は「恐らく10%か15%にするだろう。まだ決めていない」と語った。