ドナルド・トランプ米大統領が掲げる不法移民取り締まりについて、国民の過半数は引き続き支持する一方、方法が行き過ぎだと感じている。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の最新の世論調査で明らかになった。調査では、有権者の半数強がトランプ氏の主要政策である不法移民対策を支持。回答者の62%が不法入国者の強制送還に賛成していた。ただ、トランプ政権による強制送還の仕組みや方法は不評だった。トランプ氏が進める大量強制送還の二つの方法に、有権者の58%が反対した。一つは不法滞在者とみられる人物を裁判所の審理や審問を経ずに拘束・強制送還すること。もう一つは移民をエルサルバドルや南スーダンなど本人と無関係の国の刑務所に送還することだ。
米政権の不法移民対策、賛成だが行き過ぎ=WSJ世論調査
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