米電気自動車(EV)大手テスラは、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)に対する巨額の株式報酬を承認した。苦境にあるテスラの経営にマスク氏を集中させる「第一歩」として、少なくとも今後2年間にわたりCEOを務めることが条件だ。テスラの取締役会は、マスク氏への237億ドル(約3兆4900億円)相当の株式報酬を承認した。これは8月1日終値に基づく総額から諸条件を差し引いた暫定的な評価額。以前の巨額報酬案を裁判所が認めない限り、マスク氏は2年後に今回の株式報酬を受け取ることができる。裁判所が2024年に500億ドル相当の株式報酬案を無効と判断して以来、マスク氏は報酬パッケージなしでテスラを経営してきた。
テスラ、マスク氏の株式報酬237億ドルを承認
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