ドナルド・トランプ米大統領は12日、米金融大手ゴールドマン・サックスのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)に対し、同行のチーフエコノミストを交代させるよう求めたようだ。このエコノミストの過去の経済予測を理由に挙げている。トランプ氏は自身の目標を妨げるとみなす企業幹部に対し、相次ぎ批判を展開している。トランプ氏は自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、ゴールドマンが市場と関税について「かなり前に誤った予測を行った」と指摘。ソロモン氏は「新しいエコノミストを探して採用すべきだ」と書き込んだ。トランプ氏はまた、関税は米国経済にインフレやその他の問題を引き起こしていないと主張した。