米国のスコット・ベッセント財務長官は、米連邦準備制度理事会(FRB)が来月、通常より大幅な0.5ポイントの利下げを決める可能性が高いとの認識を明らかにした。また、労働統計局(BLS)のデータの「質がもっと高ければ」、FRBは先の2回の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを実施できたはずだと語った。BLSは直近の雇用統計で、以前に発表した非農業部門就業者数を大きく下方修正した。13日にブルームバーグTVに「5月、6月にあの数字(非農業部門就業者数)を見ていれば、6月と7月に金利を引き下げられたはずだ。そのため(9月は)50ベーシスポイント(bp)の利下げが決まる可能性が非常に高い」と話した。原文:Bessent Sees ‘Very Good Chance’ of Jumbo Rate Cut in September