ドナルド・トランプ米大統領は18日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領に対し、自身が主催する和平会議での直接会談を呼びかけた。3年半にわたり続くウクライナでの戦争を終結させるための困難な試みとなる。ウクライナとロシアの間では依然、停戦合意はなく、最終合意の条件を巡っても大きな隔たりがある。その中で流血の戦争の解決に向けて動き出すトランプ氏の計画は大胆でありながら、潜在的なリスクを伴う策略でもある。トランプ氏は18日にゼレンスキー氏と行った大統領執務室での会談や、ホワイトハウスを訪れた欧州首脳らとの協議で、和平会議のアイデアを売り込んだ。欧州の当局者らによると、トランプ氏はプーチン氏に直接この案を伝えるため電話をかけ、首脳らとの会談を中断した。ホワイトハウスからはこの件について今のところコメントは得られていない。
トランプ氏、米ロとウクライナの和平サミット開催を提案
あなたにおすすめ