ドナルド・トランプ米大統領がオンラインの新しい金もうけに参入すると、彼の支持者らはそれに群がる傾向がある。だが直近3回のうち2回は大損を被ることになった。トランプ一族はまた挑戦している。そのアイデアは少なくとも興味をそそられる。熱心な支持者には残念なことだが、「暗号資産(仮想通貨)トレジャリー」株に関する事業は、トランプ氏と一族が真っ先に利益を得る仕組みとなっている。トランプ氏のこれまでのオンライン関連事業は、やや出遅れて投資した人に惨事を引き起こしている。トランプ氏が好んで使うソーシャルメディア・プラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」を運営するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループの株価は、合併が成立し、ティッカーシンボルが「DJT」に変更される直前と比べても52%下落しており、翌週つけた高値からは73%下落している。