雑誌やテレビで韓国特集を見て、「韓国旅行に行きたい」「韓国でおいしいご飯が食べたいなぁ」と、韓国に興味を持っている人もいるかもしれない。そんな人におすすめなのが、『ゼロからわかる! 楽しく続けられる! 韓国語1年生』(ハングルノート加藤著)だ。韓国語の勉強法はもちろんのこと、韓国旅行に行ったら使えるフレーズや、韓国のおすすめグルメや観光スポット満載の1冊。「こんな本がほしかった」「とにかくわかりやすくて楽しい」「本当にゼロからわかる、初心者におすすめの1冊」と話題になっている一冊。今回は、人気韓国旅行YouTuberとしても活躍する、著者のハングルノート加藤氏に「韓国国内をドライブする際の注意点」について話を聞いた。

韓国での車の運転、気をつけるべきポイントは?
韓国旅行といえば飛行機やフェリーを思い浮かべる方が多いと思いますが、実は日本からマイカーやバイクで行くこともできるんです!
でも、運転する際にはいくつか注意点があります。
海外ならではの交通ルールや雰囲気の違いもあるので、そのポイントを3つご紹介します。
①韓国は右側通行!

まず1つ目は韓国の道路は「右側通行」ということ。
日本は左側通行ですが、韓国を含む約160カ国以上では右側通行。左側通行の国は70カ国ほどしかなく、世界的には右側通行が主流です。
私は実際に韓国で1ヵ月ほど運転しましたが、右ハンドル車で行っても運転操作に大きな影響はありませんでした。ただ、視界の感覚に違和感があり、不安になることはありました。
実際「右車線は怖い」という声もよく聞きますが、慣れてしまえば問題ありません。
マイカー旅の前に、韓国のレンタカーで右側通行に慣れておくのがおすすめ
もしマイカーで韓国国内を旅してみたい方は、まず韓国でレンタカーを借りて右側通行を体験しておくのがおすすめです。
国際運転免許証を日本で取得していれば、韓国での運転は可能です。
韓国で車をレンタルして、右車線の走行を事前に練習しておけば、右ハンドルでの右車線走行も困ることはありません。ただし、韓国の車は左ハンドルなので左ハンドル運転にも慣れる必要があります。
私も日本から車を持ち込む前に、まずは韓国でレンタカーを借りて、何度か運転を体験してからドライブに出かけました。
ただし、いきなりソウルや釜山など交通量の多い都市で運転するのはハードルが高いので、まずは交通量の少ない地域で練習したり、韓国の友人に同乗してもらうといいでしょう。
私も最初は交通量の少ないチェジュ島でレンタカーを使い、徐々に慣れていきました。
②日本車で駐車場を利用するときの注意点
2つ目の注意すべき点は「日本車での駐車場利用」についてです。
駐車場は観光や食事のときに使うことになりますが、日本車ならではの思わぬトラブルもありました。
それは「ナンバー未認識」で入出庫できないケースです。
日本国内の駐車場は、駐車券を発券して入庫し、出庫時にその駐車券を精算機に挿入して料金を支払う「ゲート式」や、ロック板が上がる「ロック式」などが多いですよね。
一方で、韓国の都市部の駐車場は、ほとんどが入出庫の際にナンバープレートを認識して料金を精算する「ナンバー認識駐車場」です。
そのため、ナンバープレートを機械で読み取る必要があるのですが、日本のナンバープレートは日本語表記のため認識されないことが多いのです。

ナンバーが認識されないときは、担当者と韓国語で話す必要アリ
私がマイカーで駐車しようとしたときも、ナンバーがうまく認識されないときが多々あり、そのたびに入口や出口の精算機で担当者を呼び出し、対応してもらう必要がありました。
担当者とのやりとりには韓国語が必要ですが、伝えられれば料金を支払って利用できる場合がほとんどでした。
もちろん、問題なく利用できる駐車場もたくさんあります。たとえば、人が直接管理している駐車場や、ナンバー認識機械のない公共の無料駐車場、ホテルの駐車場などです。
どの駐車場がナンバー認識式かは、実際に行ってみないとわからないので、マイカーで韓国を旅行する際は、簡単な韓国語を覚えておくか、余裕を持って移動しながらナンバー認識式ではない駐車場を探すのがおすすめです。
③走行中の距離感の近さ
日本でもよく見かける「車間距離の近い運転」ですが、韓国でもよく見かけました。
車線変更の時には十分なスペースがあると思って、ウィンカーを出してのんびり車線変更していると、車線変更し終わったころには後続車の距離の近さに驚いたことがたびたびありました。

走行中でも「煽られているのでは?」と感じる車間距離で後続車がいることが何度もありましたが、そこはあわてずに法定速度や道路上の標識にある速度を守って運転すれば問題ありません。
日本とは少し違う交通事情でしたが、私は約1ヵ月間、韓国で車を運転し、無事故・無違反で走り切ることができました。
いかがでしたか?
韓国にはハイパス(日本のETC)やUターンのルールなど、ほかにも注意点はありますが、今回は代表的な3つをご紹介しました。
気をつけることは多いですが、それ以上に韓国の景色を眺めながら自由に走れるドライブは格別。マイカーならではの韓国旅行の魅力をぜひ楽しんでみてください。
(本稿は『韓国語1年生』に関する書き下ろし特別投稿です)