米連邦地裁は9日遅く、ドナルド・トランプ大統領による連邦準備制度理事会(FRB)のリサ・クック理事の解任を一時差し止める判断を示した。首都ワシントンの連邦地裁のジア・コブ判事は、FRB理事としてのクック氏の地位を当面維持することを認めた。同判事は、クック氏の解任は連邦準備法の「正当な理由」の要件を満たしておらず、トランプ氏の判断は違法だとするクック氏の主張が認められる可能性が「かなり高い」との見方を示した。次回の連邦公開市場委員会(FOMC)は16~17日に行われる。(この記事は更新されます)
クックFRB理事の解任を一時差し止め、米連邦地裁
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