ドナルド・トランプ米大統領は21日、メディア大手ニューズ・コープのラクラン・マードック会長と、父親で同社の名誉会長を務めるルパート・マードック氏がTikTok米事業への投資家グループに参加する可能性があると明らかにした。トランプ氏はFOXニュースの番組「ザ・サンデー・ブリーフィング」で「ラクランという男が関与している」とし、「ラクラン・マードック氏だ」と述べた。さらに、ルパート・マードック氏が「おそらくグループに参加するだろう。彼らはグループに参加すると思う」と語った。事情に詳しい関係者によると、ルパート・マードック氏はTikTok米事業の買収に取り組む幹部らに対し、合意に達すれば、一部株式を保有したいと非公式に伝えていた。大規模投資にはならない可能性があるという。