イスラエルは2日、パレスチナ自治区ガザへの支援物資輸送を試みて拿捕(だほ)された船団に乗船していた親パレスチナ活動家らを強制送還すると発表した。拿捕作戦は前夜から行われ、おおむね平穏に終了したという。イスラエル外務省によると、約40隻の船団に乗船していた活動家らはイスラエルに上陸しており、強制送還される。スウェーデンの気候活動家グレタ・トゥンベリさんや南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領の孫、数人の欧州議員も含まれている。同省はXへの投稿で「乗船者は全員無事で健康状態も良好だ」と述べた。船団の主催者によると、ほとんどの船はガザ沿岸に近い国際水域で拿捕された。航行を阻止された船は、ガザ北方のイスラエルのアシュドッド港に移送される。
イスラエル、ガザ支援船団に乗船の活動家らを強制送還へ
特集
あなたにおすすめ