企業向けソフトウエア大手の米オラクルの新しい共同最高経営責任者(CEO)は、同社の大規模なデータセンター投資の正当性を主張し、人工知能(AI)を企業にとって有用なものにするコンピューティング能力と一連のバンドルサービスを提供すると表明した。先月、共同CEOに任命されたオラクル・インダストリーズの前社長であるマイク・シシリア氏はインタビューで、「当社はまさに、いわゆる応用AIを提供できる独特な立場にある」とし、これにはインフラ、分析、アプリケーションが含まれると語った。オラクルのクラウドインフラ事業の前社長であるクレイ・マグワイク氏も共同CEOに任命された。両氏はAIバブルへの懸念が急速に広がる中で経営を引き継ぐ。