米資産運用大手ブラックロックの上場投資信託(ETF)は、ルイジアナ州における米メタ・プラットフォームズのデータセンター建設を支える270億ドル(約4兆1000億円)の私募債取引で、主要投資家の一つとなった。この取引は、人工知能(AI)データセンター建設への資金流入の勢いを浮き彫りにしている。ブラックロックのETFの開示によると、先週、「ハイペリオン」と呼ばれるデータセンターの資金を調達するために発行された債券を、30億ドル余り購入した。S&Pグローバル・レーティングによると、建設プロジェクトの持ち分の80%をプライベートクレジットのブルー・アウルが、残り20%をメタが保有している。債券売却はモルガン・スタンレーが主幹事を務めた。
ブラックロックETF、メタのデータセンターの主要投資家に
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