ジェイク・カムニカーさんが自身の成績表に「A」以外の評価が付いたと記憶しているのは、小学3年生の美術が最後だ。彼は今、ハーバード大学の1年生になっている。この連続記録は間もなく途切れる可能性がある。このほど発表された内部報告書によると、ハーバード大は学生たちにA評価を与え過ぎており、現在の学部課程は「成績評価に関する重要な機能を果たしておらず」、「一般的に学部での学問的な文化を損なっている」ことが分かった。この報告書を受けて、ハーバード大の学生の一部からは不満の声が上がった。彼らは、自分たちが既に多くの時間を勉強に費やし、ほとんど睡眠を取らず、良い学業成績を取るために強いストレスに直面していると主張している。彼らの多くは、ハーバード大に入るために猛勉強したのに、大学がゴールポストを動かそうとしていると感じている。