ポーランド当局は15日に同国の鉄道網で起きた爆発について、ロシアがこの背後にいたと非難した。ウクライナ人2人がロシア治安機関と協力して攻撃を実行し、満員の通勤列車が危うく脱線するところだったとしている。ポーランドのドナルド・トゥスク首相は18日、この爆破と週末の別の破壊工作未遂について、ロシア政府が行動を一段と激化させたと述べた。欧州当局者によれば、ロシア政府は欧州全域で重要インフラや民間・軍事施設を標的とした「影の戦争」を仕掛けているという。トゥスク氏は議会での演説で、「ある一線が越えられた」と述べ、これらの行為は2022年のロシアによるウクライナ侵攻開始以来、ポーランドにとって最も深刻な安全保障上の脅威だと位置づけた。また、「彼らの狙いは鉄道で大惨事を引き起こすことだった」と非難した。
ポーランド、線路爆破にロシア関与と主張
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