なぜか「いつも余裕がある天才」だけがやっている、たった1つの習慣とは何か。
次々と新たなビジネスを仕掛ける稀代の起業家、佐藤航陽氏。「これからどう生きるか?」を徹底的に考察した超・期待作『ゆるストイック』を上梓した。これからの生き方として重要なキーワードは、「ストイック」と「ゆるさ」。令和のヒーローたち(大谷翔平、井上尚弥、藤井聡太…)は、なぜストイックに自分に向き合い続けるのか。『ゆるストイック』では、「どのように日常を過ごしていくべきか」を言語化し、誰でもできるプロセスとしてみなさんに共有する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健)
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「脱力」が力を引き出す
努力や成果を求めるとき、多くの人は「もっと力を入れなければ」と考えます。
しかし、力みすぎるとパフォーマンスはかえって低下します。
必要なのは「脱力」することです。
余計な力を抜くことで、本来の力が最大限に発揮されます。
「力み」が生む弊害
緊張やプレッシャーの中で力みすぎると、動きが硬直し、柔軟性が失われます。
スポーツ選手が本番で実力を発揮できないのは、この「力み」が原因であることも多いのです。
力を入れるほど良い結果が出るとは限りません。
「脱力」がもたらす自然な動き
脱力は、体や心に余計な緊張を与えず、自然な動きを可能にします。
余裕があるからこそ、状況に応じて柔軟に対応でき、結果として本来の実力が発揮されます。
力を抜くことが、最大の力を引き出す条件になるのです。
「脱力」を実践する方法
脱力を習慣化するには、呼吸を整える、体をゆるめる、意識的に休憩を取るといった方法が有効です。
緊張を感じたときには深呼吸をするだけでも、心身の硬直は和らぎます。
小さな脱力の習慣が、安定した成果を支えます。
力を入れすぎるのではなく、余計な力を抜くことで本来の力は引き出されます。
脱力は怠けではなく、成果を高めるための合理的な方法です。
緊張をほぐし、自然体で積み重ねる姿勢。これが「ゆるストイック」の実践です。
私たちもまた、脱力を意識し、ゆるストイックに生きましょう。
株式会社スペースデータ 代表取締役社長
1986年、福島県生まれ。早稲田大学在学中の2007年にIT企業を設立し、代表取締役に就任。ビッグデータ解析やオンライン決済の事業を立ち上げ、世界8ヵ国に展開する。2015年に20代で東証マザーズに上場。その後、2017年に宇宙開発を目的に株式会社スペースデータを創業。コロナ禍前にSNSから姿を消し、仮想現実と宇宙開発の専門家になる。今は、宇宙ステーションやロボット開発に携わり、JAXAや国連と協働している。米経済誌「Forbes」の30歳未満のアジアを代表する30人(Forbes 30 Under 30 Asia)に選出される。最新刊『ゆるストイック』(ダイヤモンド社)は8.5万部を突破した。
また、新しくYouTubeチャンネル「佐藤航陽の宇宙会議」https://youtube.com/@ka2aki86をスタートさせた。








