米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)はまだペースを緩める気配がない。日の出前に起床してメールに返信し、トレーニングを行うことで知られ、人生の大部分をアップルにささげている。もうしばらくの間、同社にとどまる意向も示している。だがクック氏は最近65歳を迎え、他の企業幹部なら引退を考え始めるような年齢に達した。そのためアナリストや投資家、アップル・ウオッチャーはこんな話題で盛り上がっている。米国の恐らく最も象徴的な企業を次に率いるのは誰なのか。誤解のないように言うと、クック氏が退任する必要はない。アップルは経営陣に定年を設けておらず、また同氏が引退するよう圧力をかけられている様子もない。アップルは最近、人工知能(AI)でつまずいているが、クック氏は目覚ましい業績で株主に報いており、2011年のCEO就任以来、アップルの時価総額を1桁以上押し上げた。
クック氏の次は誰? アップルCEOの有力4候補
社内の主要部門を統括するターナス、フェデリギ、キュー、ジョズの各氏
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