イランがホルムズ海峡付近で中国の警備会社が所有する船舶を拿捕(だほ)したことは、最大の後ろ盾である中国のために航行する船舶であっても、武装警備を認める意思がないことを示唆しているようだ。米国とイランの戦争開始以来、民間警備会社が所有する船舶の拿捕が確認されたのはこれが初めて。時期も微妙だった。所有者の深港海事安保(シノガーズ・マリン・セキュリティー)によると、イラン当局は14日、同社の船舶「フイ・チュアン(Hui Chuan)」を拿捕した。ドナルド・トランプ米大統領が北京で中国の習近平国家主席と首脳会談を行ったのと同じ日だった。