ロシアの首都モスクワで22日早朝、ロシア軍幹部が車の底部に仕掛けられていた爆弾で死亡した。ロシアの連邦捜査委員会が明らかにした。ロシア当局は、ウクライナの仕業である可能性があるとしている。ロシアのメディアによると、殺害されたのはファニル・サルワロフ中将で、参謀本部の作戦訓練部門のトップを務めていた。同中将は現地時間22日午前7時ごろ、出勤のため駐車場で車を発進させた直後、車に仕掛けられていた爆弾が爆発した。ロシア当局は、事件のあったモスクワ南部地区で目撃者に聴取しているほか、防犯カメラの分析を進めていると述べた。サルワロフ中将は56歳で、ソ連時代終盤に戦車の指揮を学んだ後、ソ連崩壊に伴ういくつかの紛争に従軍し、多くの勲章を受けていた。1990年代にはチェチェン紛争や北オセチアでの短い戦闘に加わり、シリアへの軍事介入にも参加した。