京都Photo:PIXTA

平均年収1000万円超えで
1位となったのは?

 今回は、上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収のデータを使って、「年収が高い会社ランキング2025【大阪除く近畿地方】」を作成した。

 対象は、大阪府を除く近畿地方(京都、兵庫、奈良、和歌山、滋賀の1府4県)に本社を置く、単体の従業員数が100人以上の上場企業とした。対象期間は、2024年4月期~25年3月期。

 大都市の大阪を除いても、近畿地方には任天堂や島津製作所(いずれも京都府)、神戸製鋼所(兵庫県)など、さまざまな有名メーカーの本拠地がある。老舗企業は何位にランクインしたのか。

 早速、ランキングを確認していこう。

 1位となったのはSCREENホールディングス(HD)で、平均年収は1062.5万円だった。今回のランキングで唯一、年収1000万円超えとなった。

 半導体や液晶製造装置、印刷関連機器などを製造する企業グループの持ち株会社で、本社は京都府京都市にある。

 25年3月期の業績は、売上高6253億円(前期比23.8%増)、営業利益1357億円(同44.1%増)、純利益995億円(同40.9%増)だった。AI半導体の需要が高まっていることなどの追い風を受け、売り上げ、利益ともに2ケタ増となった。

 2位はスポーツ用品メーカーのアシックスで、平均年収は998.1万円だった。本社は兵庫県神戸市にある。

 今回のランキングで対象となった24年12月期の業績は、売上高6785億円(前期比18.9%増)、営業利益1001億円(同84.7%増)、純利益638億円(同80.9%増)で、いずれも過去最高の実績となった。前期比8割超の大幅増益だ。

 ランニングシューズなどのパフォーマンスランニングの領域に加え、スポーツスタイル、オニツカタイガーの領域も伸び、大幅増益に貢献した。アシックスは海外売り上げの比率が高く、約8割を占めている(24年12月期の業績ベース)。