【要注意】「意見を否定されたら怒る人」の超意外な共通点とは?
戦略コンサルやシリコンバレーの経営者、MBAホルダーには、共通点があった。「伝える内容を1つに絞り、1メッセージで伝えて、人を動かす」ということ。プレゼン・会議・資料作成・面接・フィードバックなど幅広い場面で成果を上げるノウハウをまとめた書籍『1メッセージ 究極にシンプルな伝え方』から一部抜粋して紹介する。
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「意見を否定されると怒る人」がいる
会議の場で、自分の意見を否定するような反論を受けた瞬間に、表情が曇り、場合によっては、怒ってしまう人がいる。
しかし、自分の意見を否定されて怒ってしまうのは、もったいない。意見を否定されるのは、むしろチャンスだからだ。
「意見を否定されると怒る人」の多くに共通していること
「意見を否定されると怒る人」の多くに共通していることがある。その一つは、「自分の意見が否定されること」を「自分の人格が否定されること」と結びつけることだ。それら二つは全く異なるものであるにもかかわらず。
「意見の否定」と「人格の否定」を結びつけてしまう理由は、自分の意見を「自分そのもの」だと感じているからだろう。特に経験に基づいた意見は、自分の過去、すなわち、自分の人生を否定されたように感じる人もいる。このようにして、「自分の意見の否定=自分の否定」という構図で捉えられたりする。
しかし、会議での誰かの意見はどこまでいっても、その人の「自分そのもの」ではない。意見とは、会議でのその人の考える「問題の答え」だ。試験問題での答えが間違いだと否定されても、それで自分の人生や人格は否定されないように、意見は「問題の答え」でしかない以上はそれが否定されても、その人の人生や人格はなにも否定されないのだ。
意見を否定されるのはチャンスである理由
「意見の否定」は「人格の否定」ではない。このため、「意見の否定」は怒る対象ではない。むしろ、「意見の否定」はチャンスだったりする。
意見はどこまでいっても問題に対する答えであり、答えはどこまでいっても仮説だ。仮説は不完全だからこそ、反論や反証による否定を受けて軌道修正されていってよりよいものになっていく。
そうであれば、自分の意見を否定されることは、よりよい問題の答えを生み出せるチャンスだと考えればよい。最終的に自分の最初の意見が否定されて残らなくても、軌道修正してよりよい答えが生み出せればよいのだ。
もっと言えば、自分の意見は全て否定されても、それがきっかけでまわりの人からその場でよりよい答えが生まれればよいと考えるのだ。そんなきっかけとなる意見をしてくれた人をまわりは評価してくれるだろう。そして、もし否定されたときに怒ってしまっていたら、そんなよりよい答えを生み出せるチャンスも、まわりからの評価を得られるチャンスも失ってしまうのだ。
意見は否定されてナンボだ
そして、これは個人に限ったことではない。意見の否定がタブー視される組織での会議では、誰も意見をしようとしなくなる。残るのは、当たり障りのない当たり前の発言と、結論ありきの発表だけだ。それは、問題を解決するための会議ではなく、形式的な儀式でしかない。
問題の解決につながる意見には、否定がつきものだ。否定されて怒ったり、否定されたくないのでと意見しなかったりするのではなく、まわりからの否定をオープンに受け入れて、そこから軌道修正していく「否定に開かれた議論」をしてみよう。そうすることで、よりよい答えに辿り着けるはずだ。
意見は否定されてナンボだ。否定されても怒るのではなく、チャンスだと思って喜んで議論してみると、よりよい答えに辿り着けたりするものなのだ。
(本原稿は『1メッセージ 究極にシンプルな伝え方』を一部抜粋・加筆したものです)









