イラスト:感じのいい人は感じのよさを使い分ける同書より転載

感じよく振る舞おうとするほど、心に余裕がなくなってしまうことがある。大切なのは、いつも完璧でいることではなく、自分にも相手にも少し余白を残しておくことだ。では、無理なく人にやさしくできる人は、何を心がけているのか。※本稿は、一般社団法人JCMA代表理事の吉井奈々『なぜか、また会いたくなる 感じのいい人の心がけ帳』(PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。

感じのよさは
省エネでもいい

「いつも完璧に感じよく」を目指しすぎると、どこかで必ず疲れが出ます。

 感じのよさは短距離走ではなくウォーキングです。全力疾走を続ければ、いつか余裕がなくなり、大切な人たちに不機嫌を向けてしまうこともあります。

 感じのいい人は、心の「省エネモード」を上手に使っています。今日は疲れているから、笑顔は控えめで丁寧なあいさつだけにする。

 そんなふうに、自分のコンディションに合わせて調整してみましょう。

 常に完璧でなくていい。「ほどよい感じのよさ」を保つことが、あなたと周りの関係を長く守ります。

 心の「省エネモード」5段階。

・レベル5:最高に感じのいい笑顔。
・レベル3:必要最低限の温かさをキープ。
・レベル0:不機嫌で無愛想。

 大切なのは「0」を避けること。そのために無理せず「3」を選ぶ。心の中でその日に合ったレベルを決めればOKです。

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「世界はやさしい」で
行動は変わる

 あなたは、「世界は厳しい」と「世界はやさしい」、どちらを前提に生きていますか?その前提によって、同じ出来事でも受け取り方は大きく変わります。

 たとえば、仕事が終わらないとき。「世界は厳しい」が前提の人は「どうせ誰も助けてくれない」と抱え込んでしまいますが、「世界はやさしい」が前提の人は「誰かに頼ってみよう」と動けます。