人工知能(AI)を巡る覇権争いに、米経済のあらゆるエンジンが駆り出されている。ジェットエンジンも例外ではない。ジェットエンジンのリースと修理を手掛けるFTAIアビエーションは今年、ボーイング737型機に使用されているエンジンを、データセンターの電力供給用のガスタービンに改造して発売する予定だ。同社が発電タービン事業を発表した2025年末以降、株価は約45%上昇している。ジェフリーズの試算によると、同事業はFTAIのEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)を年間7億5000万ドル(約1150億円)上乗せする可能性がある。これは同事業の発表前にファクトセットがまとめた今年の同社のEBITDA予想の約52%に相当する。